研究概要

日本学術振興会に提出した採択時の情報を掲載しています(2017年2月時点)
研究概要 概要図

研究テーマ

多文化共生デモクラシーの社会基盤設計―制度・構造・規範の国際比較共同研究

研究目的

本研究の目的は、多文化共生社会を実現するために不可欠な社会基盤の構築を事例研究・データ分析・国際比較研究など複数のアプローチから多角的に検証し、そのメカニズムを明らかにすることである。事例研究では制度(市民権、移民、教育、社会参加)、構造(選挙、世論、社会運動、メディア、学術・論壇)、規範(宗教・文化、歴史認識、対外政策、国際社会)の三領域を対象に、(1)排除および(2)共生を促進する要因、(3)排除を共生へと方向づけるメカニズムを考察する。またデータ分析を用いた実証研究と海外メンバーと連携した13か国の国際事例比較を加え、定量的研究・定性的研究の両面から、多文化共生社会を支える社会基盤を包括的に研究し、「多文化共生デモクラシー」の政治的・社会的可能性を検討する。

研究計画

制度分析班、構造分析班、規範分析班が事例研究を、データ分析班がデータ分析に基づく多国間比較を、国際比較班が国際比較事例研究を担当する。事例分析各班とデータ分析班・国際比較班が連携し、個別事例の検証、定量的なデータベースの構築と分析(テキストマイニングとサーベイ実験)、体系的な国際比較を行う。